スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

9月, 2017の投稿を表示しています

「ピーターと狼」

しばらく、このブログの更新を途絶えさせてしまっていました。 更新を休んでいる間ずっと、ボウイさんの一人のファンとして、又、二人の息子たちの母親として、何かがしたいけれど、何をすればよいか分からず、常々思いあぐねていましたが、ボウイさんが子供達のためにしてきた仕事を紹介する記事を書き、子供達にも伝えたいと思い立ち、先ず最初にこの記事を書くことにしました。 セルゲイ・プロコフィエフが、「子供のための交響的物語」として作曲した「ピーターと狼」。台本はロシアの民話を基にプロコフィエフ自身が書き、初演は1936年5月2日にモスクワの児童劇場で行われました。 1977年、RCAはフィラデルフィア・オーケストラを率い新しいバージョンのリリースを考えており、ボウイさんに白羽の矢が立てられました。ボウイさんは7歳の息子へのクリスマスプレゼントにするため、この役を引き受け、ナレーション収録のため、77年の12月にニューヨークに飛んだと本人が後に語っていました。 私は、息子たちのために、ボウイさんのナレーションの台本の和訳をし、こちらで紹介することにしました。皆さんにも楽しんでいただければ嬉しいです。  - - - - - 「ピーターと狼」 台本 セルゲイ・プロコフィエフ作、デヴィッド・ボウイ朗読 これはピーターと狼のお話です。 お話の登場人物はそれぞれ、オーケストラの様々な楽器により表現されます。例えば、小鳥はフルートによって演じられます。(このようにです。)こちらはアヒルで、オーボエで演じられます。猫はクラリネットです。ファゴットはおじいさんを表現します。狼はホルンです。そして、ピーターは弦楽器です。猟師の銃声はティンパ二が演じます。 座り心地は良いですか? それでは、始めましょう。 ある日の早朝、ピーターは門を開け、大きな緑色の草地へと出て行きました。 大きな木の枝の上に、ピーターの友達の小鳥が止まっていました。 「まったく静かだね、まったく静かだ。」 小鳥は陽気にさえずりました。そうだね、まったく静かだ。 ちょうどその時、あひるがひょこひょこ歩いて来ました。あひるは、ピーターが門を閉めなかったことを喜び、草地にある深い池で水浴びすることにしました。 あひるを見て、小鳥は草の上に飛び...